中古パソコンのスペックを読み解く(前編)
前回では、買うお店と中古パソコンの機種がある程度決まりました。
今回は、スペック(性能表)を解析してみましょう。
スペック。
簡単に言えば、「性能(表)」。
(本当は「仕様」です)
カタログの一番最後の表に小さな字で書いてあるアレです。
初心者にとって難解なスペックを読み解くというのは、大変なことですよね。
でも、僕の例を見てみれば、少しはわかりやすくなるのではないでしょうか。
では、こちらのページのスペック表を見てください。
Satellite1800 SA70C/4(128MB)
このスペックを元に一つずつ説明していきます。
■東芝の2001年製ノートSatelite SA70C/4
ここで重要のなのは、何年前の機種かということ。
2001年ということは、WindowsXPが出た頃です。
WindowsXPは現在もメインですよね。
ですから、そんなに使えないくらい程の型落ちではないと思います。
インターネットはもちろん余裕でできます。
2001年は、インターネットをやっている人が増えてきた時代なので。
■CPU→Celoronプロセッサ700MHz(メガヘルツ)
この頃のメインのCPUは「Celoron」と「Pentium」。
Pentiumは高性能シリーズ。
Celeronは、Pentiumの廉価版シリーズ。
つまり、Celeronはコストパフォーマンスに優れているんです。
(まぁ、性能に比べて安いっていうことです)
でも、Celoronは、同動作クロックのPentiumに比べると性能が若干落ちてしまいます。
でも、実際にはCeloronの700MHzなら、大丈夫です。
普通の用途ならまずストレスを感じることはないと思います。
しかし、CPU単独で良くってもダメなんです。
パソコンのパーツは、チームプレーなので。
特にメモリーの容量は重要なんです。
メモリーが少ないと、本来のCPUパワーが発揮できないので要注意です。
■メモリ→128MB(メガバイト)
メモリ128MBは、今となっては物足りない容量でしょう。
しかし、128MBでもそんなに悪くはないでしょう。
この機種はWindows2000搭載機種なので。
ただし、現行のWindowsXPを使う場合は、注意。
256MB以上ないと辛いでしょうね。
■HDD(ハードディスクドライブ)→10GB(ギガバイト)
ハードディスク10GBは、ちょっと物足りないですね。
最低でも20GBは欲しかったなぁ。
でも、僕自身はそんなに不便はないとおもいます。
普段よく使うデータをUSBメモリー(2GB)に入れるので。
しかし、パソコンの勉強をする段階ではまず足りなくなることはないでしょう。
僕は後々、ハードディスクを交換して、容量アップしてみるつもりですが。
■内蔵FDD(フロッピーディスクドライブ)→1.44MB/720KB(キロバイト)
フロッピーディスクというメディアは、使われることはなくなりました。
どちらかというと無くてもいい装備なのです。
しかし、この機種の発売当時は、フロッピーディスクもまだまだ使われていました。
ですから、付いていても仕方ありません(笑)
それでもフロッピーディスクは、まぁあってもいいでしょう。
パソコンが壊れたときの非常用の起動ディスクにも使えるので。
ちなみにこの機種では3.5インチの2DDまたは2HDタイプが使えます。
■内蔵CD-ROM→最大24倍速
この機種は、CD-ROMだけの搭載です。
ですから、CD-RでCDを作ったり、DVDを使うことはこのパソコン単体ではできません。
しかし、CD-ROMが最低限あれば、問題はないでしょう。
たいていのソフトはインストールできるので。
(インストール:ソフトをパソコンに取り込み、パソコン上で使えるようにすること)
■ディスプレー→14.1インチ(XGA)TFTカラー液晶
ディスプレーは、「モニター」とも呼ばれます。
14.1インチは、ノートパソコンの中では大きい方です。
大きいのはいいのですが、当然本体サイズも大きくなってしまいます。
外出先で持ち運ぶにはちょっと大きいのかもしれません。
「XGA」というのは、解像度を表します。
横1024×縦768ドット(ピクセル)なので、標準的といえば標準的です。
普通の用途なら、まず大丈夫でしょう。
――――あ〜ちょっと疲れてしまいました(笑)。ちょっと休憩します。
この続きは次のページにて♪
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僕が使っているノートパソコンは、ThinkPad X60。
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最後まで読んでいただきありがとうございます^^
あなたにぴったりの中古パソコンが見つかりますように♪
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